今日は普通のSEで年収を簡単にあげるキャリア形成を紹介します。
私はSEでキャリアをスタートし、転職活動を3回経験し、webエンジニアの転職活動、コンサルの転職活動を行なっています。
その中で必ず年収をアップさせた転職を成功させていて、現在は残業抜きのベース年収で750万円の年収をいただいています。
現在も転職活動をしており、積みたい業務経験が得られ、かつ年収をアップさせる転職を目的にしています。
その中でも人事の方にも「いいキャリアの積み方をしている」と言われることもあり、参考までに私が考える20代SEが最もコスパよく年収をあげるキャリアを紹介します。
SEはキャリアに迷いやすい
そもそもSEは大手企業やグループ会社では、長期的にはそこそこいいお給料をもらうことができますが、
20代の年収では800万以上をもらうキャリアを狙うにはコンサルやGAFAなど超大手のITベンダーに転職するしか方法がありません。
私の周りの多くのSEが転職をしたいと言いますが、つまらない業務に不満をいいつつもそこそこの給与に満足していて、
「現状の業務には満足しないが、給与や待遇、福利厚生はわるくないので今の環境から出ていくには怖い」
「現在の業務経験では、年収が下がると聞く」
などなど、今の給与では満足がいかないが、仕事の内容に面白さを感じていない人の声が多々あります。
SEが転職市場で年収が上がらない理由
SEが転職市場で年収が下がってしまうのは業務の経験値が積みにくい点に理由があると思っています。
問題は、大企業ほど難易度の高い経験を得難いということです。
ある程度業務を経験していくと、現在の業務に慣れ、飽きが来て、新しい経験を得づらい問題が起こります。
大きな部署ではどこでも起こりうる問題ですが、大企業だからこそ縦割りで分けられた部署で分担されてしまうので、「業務知識」や「システム別の開発方法」が違う場合は社内の同じ部署で要員があてられます。
つまり、人数が多い分、一人が得られる新しい業務経験の幅が少なくなり、同じ時間の中で2倍の業務経験を得られるチャンスを逃している可能性すらもあるということです。
業務経験の幅を広げると年収が上がる理由
業務経験の幅を広げると年収が上がる理由を話す前に、私の業務経験を話します。
先の通り、私は3回転職活動をしてきて、幅広い経験が転職市場では重宝されることがわかりました。
ざっとですが要件定義・インフラ・プログラマー・web・導入コンサル・運用保守・webマーケティング・ソリューション開発・マネジメントなどなどをしてきて
人事の方にも、「よいキャリアの積み方をしている」と言われたこともあります。
理由は、早い段階でマネジメントや開発管理を1人称で任せてもらえるなど、あまり若いうちでは得られない経験を早くできたからです。
では、なぜその経験を私ができたかといえば、幅広くプロジェクトに関わった経験をした、という他ありません。
なので、20代のうちから年収をあげるには、いろいろな業務経験を早く身につけて、より難易度の高い業務に取り組むことが有効です。
価値がある業務経験というのはSEではある程度決まっています。
部署や役割にもよると思いますが、できればマネジメントやプロジェクトリーダーなど、影響が大きい役割を経験するのがいいでしょう。
目安としては「自分の一つ上の役職の人がやっている業務を今の年次でやれる職場」です。
今すぐにでも可処分所得をあげて人と差をつけたい人はさっさと新卒カードを捨てて転職しよう
もう社内ではキャリアを描ける道がない!と言う人は、一度転職活動としてエージェントに診断してもらうことがおすすめです。
私は毎年、じぶんがやっている業務は今後に活かせるのか?ということを確認するために、転職エージェントと面談をして、「年収あげるポジションってありますかね?」みたいなフランクな会話をさせてもらっています。
もちろんそのまま転職活動をすることもあれば、面談後には「今の会社のこのプロジェクトを頑張ってみて考えよう」と判断して転職活動をしないこともあります。
常に自分の転職市場での価値を確認しておき、今後自分がどうなりたいのかを振り返る機会を得られることが最大のメリットです。
SEからの転職先については、別の記事で解説しています。