米国のHuawei製品への取引制限が行われることで、GoogleのサービスやAndroidのアップデートへのアクセスを失う懸念が声高く叫ばれていました。
直近ではAndroid Qへのアップデートについて不透明な状況でしたが、6/20、「Huawei Answers」より、17台のスマートフォンを将来Android Qにアップデートすると公表しました。
Our commitment to you, our UK fans. Further information can be found here: https://t.co/6qKGIL2OB4 pic.twitter.com/V5Af6EraaY
— Huawei Mobile UK (@HuaweiMobileUK) 2019年6月20日
今回の声明で、既存のHuawei社の携帯電話は今後も変わらずに機能し続けるということを保証する公表があったということです。
HuaweiがAndroid Qへアップデートを行うと公表しているスマートフォンのリストです。
Mate 20 ProはすでにAndroid QがGoogleからリリースされた時点で承認されています。
P30 Pro
P30
Mate 20
Mate 20 Pro
PORSCHE DESIGN Mate 20 RS
P30 lite
P smart 2019
P smart+ 2019
P smart Z
Mate 20 X
Mate 20 X (5G)
P20 Pro
P20
Mate 10 Pro
PORSCHE DESIGN Mate 10
Mate 10
Mate 20 Lite
Huaweiは現在90日間の猶予期間中にあり、90日間経過後、米国商務省の制限が完全に有効になると特別な許可なしに突然Huawei社への制限がかかる可能性がありました。
そのため、Huawei側はAndroidのアップデートを行うために、裏ですでに何ヶ月もサードパーティと協力して作業をしていると伝えられています。
正式表明の中には、憶測として飛び交う様々なHuawei製品についても回答がかかれていました。*2
今後、Android Qへのアップデートが可能になると、各種アプリは利用可能になる可能性が高い
Android Qのアップデートは米国企業からHuawei社への直接的な提供を禁止する、というのが大きな趣旨であり、別ルートを経由してアップデート用のソフトウェアを入手し、テストを行なっていると思われる。
声明にもあった通りが本当なら、今後もHuaweiユーザでも利用者側の制約はほぼ無いものと考えられるが、米国側の対応にも注視していきたい。