今回は物件を購入するまでのステップを説明していきます。
特に、スケジュール感や勝手がわからなくてうまく進められない、不動産会社のいう通りにして話をすすめていいものか不安と思うことも多いと思いますので、
読者の方が解決されることは・・・
- フェーズごとに必要な書類、段取りを知れる
- 断りをいれるタイミングを知りたい
- スケジュール感がわかる
全体の流れ
全体の流れはこちらの流れに沿って購入を行います。
①物件の選定が完了してから実際に手続きを行いますが、私の場合はおおよそ1か月程度で購入まで完了しました。
①物件選定
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②買い付け申し込み書の記入
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③売買契約の記入
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④各種書類を集める
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⑤融資を受けるための面談
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⑥決済・引き渡し
①物件選定
投資対象の物件を選定します。
不動産会社からの紹介であれば、不動産会社からよい物件を見せてもらいます。
不動産ポータルサイトで購入する人はサイトをチェックしておきます。
どのような物件を選ぶべきかの選定についてはこちらの記事で書いております。
②買い付け申し込み書の記入
投資対象が決まったら、買い付け申し込み書を売り主に提出します。 この申し込み順で手続きの順番がきまるので、購入は間違いないと思った物件の場合は買い付け申し込みまで済ませてしまうのも手です。
不動産会社が売り主の物件の場合はうまいこと内部でやりとりしてくれるので、タッチの差で買い付け申し込みが遅かった、、、ということは避けられるようになっています。
③売買契約の記入
買い付け申し込み後、いよいよ金額を支払う義務が発生する手順です。
売り主(不動産会社)から売買契約書に関する説明、物件の内容について説明を受け、署名と捺印をすることで、売買に合意する契約として効力を持ちます。
この段階でやっぱりやめたいです!となると、揉めてしまうと思いますので、十分に検討をしておきましょう。
「融資がおりなかったら購入は自腹になる契約か?」という質問があるみたいですが、契約には「融資が下りなかった場合は手付金含むすべての費用を買い主に返済する義務がある」という契約で結ぶことになると思いますので、
ふつうは融資が下りなくても支払う義務は生じませんが、不安の方は売り主である不動産会社にも確認をしておきましょう。
(そもそもそんなことでトラブルになった事例は、周りでは聞いたことがありません)
④各種書類を金融機関に提出
事前の準備で必要な書類は、源泉徴収票過去3年分、印鑑登録証明書、借入がある人は返済計画書などが必要です。
他にはローン申し込み書等、準備は特に不要な書類を金融機関に提出して審査を待ちます。
金融機関は勤続年数、借入金額、属性などを判断します。 詳細はこちらの記事で書いています。
⑤融資を受けるための面談
金融機関と30分程度の面談です。 資料をもとに、収入や借入金などについて質問を受けます。 一般的には、不動産会社の紹介で面談を受けると審査は通りやすいといわれております。
私の実体験ですが、イオン銀行で面談をして、20分程度で終えました。
質問はまったくなく、借り入れの条件など説明を受けて、必要書類にハンコを押すだけ、という感じでした。笑
面談の時点で借り入れに問題がないということはほぼ決まっているので、属性や年収だけで判断されたのでしょう。
一棟などは賃貸業としての戦略、物件の優位性、貸し付けのしやすさ、不動産投資の実績をアピールして有志を通すなどの苦労が必要ですが、区分は準備はなにもいらないといっても過言ではありません。
⑥決済・引き渡し
無事審査が完了し、決済の引き落とし日と融資を受ける日に金額の出入りが発生します。 当日に立ち会ったりする必要はなく、電話で決済完了の連絡を受ける感じです。
意外とあっという間だが、準備の書類集めが肝
源泉徴収票や印鑑証明は役所や職場に行けばもらえると思います。
ただし、転職している人は前職の源泉が必要だったり、印鑑証明を持っていない人は役所にいって準備をする必要がありますので、