今回は私が社会人5年目にして外資系IT企業から高年収オファーをもらうまでの転職活動の戦略について解説していきます。
私自身転職活動は2回目ですが、特に今回は、外資系企業、そのなかには250万以上上がった内定オファーを受けることができました。
特に外資系企業(IT・コンサル)に転職するとしたら、参考になると思います。
- 戦略①:転職活動期間を決めない
- 戦略②:複数のエージェントを使う
- 戦略③:ビズリーチ・linkedinを使う
- 戦略④:現職に関連した資格をできるだけ武装する
- 戦略⑤:今までの経験を最大限活かせるポジションを待つ
- 戦略⑥:年収は絶対に下げない
- まとめ
戦略①:転職活動期間を決めない
転職活動をする上で大事なことは、金額や職種について妥協せず、じっくりオファーや求人をもらい続けて検討することです。
世の中には日々仕事の募集が生まれては消えていて、そのなかに自分の能力が最大限に活かせる仕事が必ずあります。
「ちょっと高望みじゃないか?」と思える無茶な条件でも、オファーをいただける企業と出会うチャンスがきます。
エージェントから求人を定期的に送ってもらえますが、エージェント側は早く内定につないでフィーをもらいたいので、「どこかで見切りをつける必要がありますよ」とか「これ以上の求人はなかなかないですよ」という場合もありますが、ここで簡単に音を上げてはいけません。
「どんな職種でいくらもらいたいからこのポジションで求人が来ない以上は面接しません」など、明確にしておくことです。
戦略②:複数のエージェントを使う
自分にあったオファーを継続的にもらい続けるには、複数のエージェントと継続的に連絡を取り合うことが大切です。
長期的にオファーをもらうには、本当に転職する気があることをエージェントに示す必要がありますが、
転職活動をする人のなかには、相談だけして、転職活動には取り掛からない人もたくさんいることを知っているので、
本気で転職しない人には、わざわざ時間を割いて求人情報を送ってきてくれなくなります。
ここを、複数のエージェントと連絡を取るスタンスであれば、別のエージェントから継続的に求人情報を教えてもらえます。
結果として、長期的に求人情報などを聞くことができます。
エージェントが持っている求人情報は、どの中小のエージェントも大手エージェントとほとんど違いはないと思います。
ただし、外資系企業やITベンチャーなど特定の業界の求人は、特化した転職エージェントがいますので、注意が必要です。
戦略③:ビズリーチ・linkedinを使う
②とほとんど同じ理由ですが、継続的にエージェントのオファー状況を受け取る必要があります。
特に、継続的に連絡が送られてくるのは、「ビズリーチ 」「linkedin」の二つで、私も常にエージェントからの連絡をもらっています。
ビズリーチ は転職者とエージェントを繋ぐマッチングサービスです。
簡単な職務経歴を登録しておくだけで、エージェントから求人情報が定期的に送られてきます。
Linkedin(リンクトイン)は、ビジネス用SNSだと思ってもらえればいいと思います。
エージェントはLinkedinに登録されたユーザに対して、ダイレクトメッセージを送っているので、
何もしなくてもたくさんのエージェントから、スカウトメールや面談の打診メールが届きます。
https://www.linkedin.com/feed/
どちらも登録は無料です。
「自分はオファーさえあれば転職するので、複数のエージェントさんと連絡をとっています。よろしくお願いします」と伝えると
定期的に「○○さん、最近の状況いかがでしょうか?」と連絡がきます。
戦略④:現職に関連した資格をできるだけ武装する
転職までに、こっそりと資格を準備しておきましょう。
資格は実際の能力と関係ないとはいいつつも、やるに越したことはありません。
私の場合は、現場経験で他の人と差がつけにくいかもしれないという危惧があったので、TOEIC・IT関連の資格をある程度きちんと取って面接に挑みました。
特に外資系希望の人はTOEICは最低800超えるまで受験した方がいいです。エージェントが応募者に英語フィルターを使う場合も、TOEIC800以上が多いです。
私の体験に基づいた、目一杯努力しなくてもTOEIC800が取得できる方法もまとめています。
戦略⑤:今までの経験を最大限活かせるポジションを待つ
戦略①で書いていますが、ポジションを待つには理由があります。
それは、あなたの今までの経験を最大限に活かしてこそ、年収が上がるポジションのオファーが得られるということです。
コンサル・外資系金融・ITなど高給取り企業から未経験で内定をもらえるのは、ほぼほぼ新卒くらいです。
中途の場合、今までの経験にレバレッジをかけて、需要があるポジションを待つのが最適な戦略です。
別の日系企業のベンチャーでも、少しニッチな業務経験をもっていた自分に対して、ベンチャー企業とは思えない金額でしたが、提示してもよいという資金潤沢な企業もいくつかありました。
その業界は、ベンチャーでも資金調達をガンガンしていて、市場のプレイヤーはその企業ただ一つだったからこそ、資金調達にも成功していたようです。
つまるところ転職とは需要と供給と業界の勝負で、自分の経験を買いたい需要に対して、企業が出してもいい、と思う指値をどれだけ待てるか、ということだと思います。
戦略⑥:年収は絶対に下げない
希望年収は、どんどん欲しい金額を率直に言った方がいいです。 年収を下げるのは外資系企業の場合はもったいないです。 入社時の年収でしか年収が決まらない企業も多く、入社した時の金額に応じて上がり幅を決めないところもあります。
また、他の企業から内定をもらったあとの交渉次第では、Aの企業のオファー金額を元に、Bの企業がA以上の金額でオファーをもらえる場合もあります。
どんどん年収をつりあげましょう。
まとめ
一番重要なことだと思うのは、戦略①、⑤かと思います。
本業の中で出したきちんとした成果を元に、準備を進めましょう。