Anker製のモバイルバッテリーの比較表をまとめました。
Anker社は10000mAなどの容量のバッテリーも販売しているが、
本記事では最大容量が20000mA以上の大容量モバイルバッテリーをモデルに絞っています。
小型・軽量型の比較まとめはこちらの記事でまとめてます。
- モバイルバッテリーを選ぶポイント
- オーソドックス型
- ①最軽量かつ最もコスパ良い:PowerCore 20100
- ②オーソドックスモデル唯一のType-C,Micro USB入力: PowerCore Lite 20000
- ③爆発などがどうしても気になる方は:PowerCore 20000 Redux
- 高速充電モデル
- ④高速型では最安、オーソドックス型よりも1.5倍の充電速度:PowerCore II 20000
- ⑤QuickCharger3.0を搭載、Power.2.0を凌駕する充電出力:PowerCore Speed 20000
- ⑥QuickCharger3.0をさらに凌駕する、Power Deliveryを搭載:PowerCore Speed 20000 PD
- ⑦Nintendo Switchも高速充電可能:PowerCore 20100 Nintendo Switch Edition
- 大容量モデル
- ⑧iPhone XSを約7回まで充電可能な大容量、唯一USBポートを3つ持つ:Anker PowerCore 26800
- ⑨PD対応した大容量。重量感も:Anker PowerCore+ 26800 PD
- ⑩コンセント端子が欲しい方:PowerCore AC
- 比較表
モバイルバッテリーを選ぶポイント
充電容量
「容量」と記載される、いわゆるチャージできる容量です。
20000mAのバッテリーなら1回バッテリーを満タンに充電すれば、iphone XSが5回ほど充電しなおすことができます。
充電速度
充電が完了する時間も短いと、完了時間を気にすることなく過ごせるのが魅力。
充電速度は出力電力が大きいほど早く終わるので、「W(ワット)」の値をみましょう。
Anker社はPower Delivery等といった充電速度を向上させる技術を搭載したモバイルバッテリーもある。
20000mAの場合、バッテリーの容量が大きいためバッテリー自体の充電時間は重要です。
ちなみに、バッテリーの容量が20000mAと大きいからと言って、端末の充電にかかる時間は変わらない。
USBポート
複数端末を持っている場合は、どのUSBポートがいくつ同時にさせるかも重要。
AnkerのモバイルバッテリーはUSB Type-Aには対応している。
iPhone、androidなど通常の端末であれば、買った時に付いてくる充電器もTypeAの充電器がほとんどだろう。
Androidやタブレットを利用する場合はだいたいType A用の充電器とTypeA⇄Micro USBの変換USBケーブルが付いているので、普段から使っているケーブルで問題ない。
Mac製品はType-Cが主流。
20000mAクラスの容量を持つAnkerモバイルバッテリー比較
- オーソドックスモデル
- 高速充電モデル
- 大容量モデル
の3種類に分けて、それそれ紹介します。
記事の最後に比較表を載せておきます。
オーソドックス型
値段も大容量型では最安値4000円台からで、充電端子もすべて通常USB(TypeA)が2つ付いている。
①最軽量かつ最もコスパ良い:PowerCore 20100
オーソドックス型の中では最も容量が大きく、最も軽量な356g、最も安いといういいとこ取りなモデル。
しかも、色が白、黒、青、赤から選択可能というのもデザインを気にする人には嬉しい。
値段は税込4,999円。
②オーソドックスモデル唯一のType-C,Micro USB入力: PowerCore Lite 20000
PowerCore 20100よりも縦幅が少し短くなったモデル
オーソドックス型で唯一USB-TypeCとMicro USB入力ポートを両方搭載しているので、Type-Cでバッテリーの充電を検討している人向け。
それ以外はPowerCore 20100より容量が少ない以外はほぼ同じ。
色は黒のみ。
値段は税込4,999円。
③爆発などがどうしても気になる方は:PowerCore 20000 Redux
最近は減ってきましたが、充電器が突然爆発する事件がありました。
多重保護機能を搭載したPowerCore 20000 Reduxは、電流や電圧を制御する機能を強化し、発熱、発火、爆発といった多くのリスクを防ぐ作りになっている。
それ以外はほぼPowerCore 20100と同じ。PowerCore 20100よりわずかにサイズが大きい。
値段は税込5,299円。
高速充電モデル
ここから高速充電モデルを紹介します。
理論値ではオーソドックスモデルより端末の充電が1.5倍以上早く完了することができるモデルが多数並んでいます。
最安値は5400円台から。
④高速型では最安、オーソドックス型よりも1.5倍の充電速度:PowerCore II 20000
PowerIQ2.0という充電規格をとりいれている唯一のモデル。
オーソドックスモデルはどれも最大12Wのところ、PowerCore II 20000は18W。
充電損失等がなければ1.5倍の速度で充電が完了する。
オーソドックスモデル最安値に500円程度の違いでこのスペックは優秀。
値段は税込5,499円。
⑤QuickCharger3.0を搭載、Power.2.0を凌駕する充電出力:PowerCore Speed 20000
PowerCore II 20000よりも高速に充電できる規格を持つPowerCore Speed 20000。
QuickCharger3.0はPowerIQ2.0よりも大きい最大24Wまで出力が可能。
値段は税込4,799円と本記事では最安値。
⑥QuickCharger3.0をさらに凌駕する、Power Deliveryを搭載:PowerCore Speed 20000 PD
QuickChargerをさらに凌駕するPower Delivery対応のモデル。 Power Delivery(PD)対応USB-C搭載のノートパソコンやスマートフォン、タブレット端末ならなんと最大24W。 理論値ではあるが、オーソドックスモデルの2倍の速度での充電が可能になる。
注意:PD対応の端末でなければ効果が発揮できない点
Power Deliveryは充電される側の端末がPD対応していなければPDは発揮されない。
iPhone8以降のスマートフォンやhuawei機種では対応が確認されているようですが、
Macbook Proでは高速充電はできなかったという口コミもちらほらありました。
近年のスマホは対応できる機種が多いようです。
バッテリー本体も高速充電が可能で、付属のUSB-C急速充電器を使えば、わずか約4時間でバッテリーの充電が可能。
PDは端子がType-Cなので、普通にType-Cとして充電する目的でもよいだろう。
値段は税込7,999円。
⑦Nintendo Switchも高速充電可能:PowerCore 20100 Nintendo Switch Edition
PowerCore Speed 20000PDと同様の、PD対応した充電器です。
Nintendo Switchとの相性試験を実施して、カスタマイズされています。
値段は税込9,980円。
大容量モデル
20000mAクラスの中で最も容量が大きいAnker PowerCore 26800、Anker PowerCore+ 26800 PDを紹介する。
容量が大きい分、充電可能な回数も多い反面、少々重量感とサイズがある。
最安値は5999円から。
⑧iPhone XSを約7回まで充電可能な大容量、唯一USBポートを3つ持つ:Anker PowerCore 26800
20000mA以上のモデルでは最大容量26800mAまで充電が可能。
iPhone XSを約7回まで充電ができます。
(ちなみに20000mAモデルはどれもお概ねiPhone XSを約5回程度充電可能です。)
USBポートが3つついているため、複数のスマホもまとめて充電できる他、バッテリー充電口も2つ。
色は黒と白は2種類。
値段は税込5,999円。
⑨PD対応した大容量。重量感も:Anker PowerCore+ 26800 PD
PD対応した26800mAのモデル。最大30Wまで利用可能なType-CポートとType-Aが2つ。
同容量のAnker PowerCore 26800より4000円高価な9,999円。
⑩コンセント端子が欲しい方:PowerCore AC
22000mAhの大容量かつACアダプタが付いているのでコンセントをさす端末にも利用が可能。
ただし、重量が730gなのでかなり重たく感じるだろう。
価格も14999円と少々張る。2019年6月時点で在庫切れ。
比較表
モデル種類別に色分けしています。