Anker社の続々の製品の勢いがすごいので、3月の新製品お掃除ロボット「Eufy RoboVac 15C」を購入。
Eufy RoboVac 15CはAnkerの最新のお掃除ロボットです。
税込20800円と従来のお掃除ロボットよりも安く、機能もほぼ同等なので大変コスパもよいですが、機能として本当に大丈夫なのか、ルンバと比べてどうなの?という点で不安がありました。
使い勝手を書きつつ、2019年6月9日時点で価格.comで人気1位を博している「ルンバ e5 e515060」と基本性能を比べてみた。
Eufy RoboVac 15Cをレビュー!お掃除ロボットNo.1ルンバと比較
共通機能
基本的には、お掃除ロボットに必須だろうという機能は保持しています。
- wifi、スマートスピーカー対応
- スケジュール予約
- 段差のりこえ(ともに高さ3mm程度なら乗り越え可)
- 落下防止機能 基本性能の違いはほとんどないですね。
Eufy RoboVac 15C | 特性 | ルンバ e5 e515060 |
---|---|---|
薄手のカーペット | 用途 | 厚手のカーペット〜 |
最大100分間 | 最長運転時間/連続使用時間 | 最大90分 |
約300-360分 | 充電時間 | 180分 |
7.2cm | 入り込める隙間の高さ | 9.2cm |
0.6L | 容量 | 0.6L |
○ | 落下防止 | ○ |
4.03kg | 質量 | 3.9kg |
¥20,800 | 値段 | ¥53,870 |
ルンバ e5 e515060との比較
ここからは、「ルンバ e5 e515060」が保持している機能との比較です。
比較①:からまり検知
Eufy RoboVac 15Cに絡まり検知機能はありません。
- 機器への絡まりを防ぐために周囲からケーブルを取り除いてください。ケーブルや電源コードなどをまとめるために、同梱のケーブル留めをご利用ください。
コードを巻き取らないで欲しいという場合はルンバ e5 e515060がよさそう。
比較②:部屋探索機能
ルンバ e5 e515060は同じポイントを複数回、しかもさまざまな角度から走行するように設計されている機能があります。*1
対して、Eufy RoboVac 15Cは4つのモードを使い分けることができます。
- 自動モード 完全おまかせモード。場所によって後述する3つのモードを自動でつかい分ける基本のモードです。
- スポットモード ゴミが多い部分を中心に円運動を行うモードです。汚い部分は重点的にやって欲しい場合ですね。
- エッジモード 壁を検知した場合、壁を中心に掃除を行うモードです。
- クイックモード 30分置きに充電ステーションに戻るモードです。
判断が難しい。。。つまり、お掃除ロボットの掃除効率は正しく評価できないってことです。
比較③:バーチャルウォール機能
特定の場所を掃除しないように設定する機能です。 赤ちゃんとかペットがいるところは避けたい、という人向けですね。
Eufy RoboVac 15Cはバーチャルウォール機能はないです。
入って欲しくない場所は隔離しておく必要ありですね。
比較④:段階な吸引力変更
ルンバにはカーペット等の場合に吸引力を抑える機能(AeroForce® 三段階クリーニングシステム)が備わっていたりします。
Eufy RoboVac 15Cにも「iBoost」が備わっていて、充電切れを起こさないように大きな部屋でも使えるように設計されているようです。
おまけ: iAdapt 2.0 ビジュアルローカリゼーションシステム(ルンバ限定機能)
カメラで部屋の状況を取得できる機能は、どちらにもないです。
ルンバの中でも最高級品(ルンバ980と960)のみに搭載されています。
口コミをみていると、オフィスとか大きい部屋だとどうしても掃除漏れがでてくるようなので、部屋の構図が複雑だったりかなり部屋が大きい場合はこの機能があった方がよさそうです。
使った感想
ここからは購入した使用感を書いていきます。
使った感想①:サイズ感
裏側の写真。箒のようなプロペラが内側に回って、吸引口にゴミを誘導するギミック。
高さは本当に小さくて、ティッシュより少し大きいくらい。
リモコンはシンプル。左上のボタンで充電ステーションに自動で戻ります。
使った感想②:壁際の段差に弱い
壁を検知する機能はあるんですが、壁の溝に段差には弱いです。
例えば窓のサッシなど、段差につっかえてしプロペラがとれてしまいました。
使うときは窓に向かわないように椅子か何かを置いておくしかないかも。
使った感想③:落下防止機能は完璧ではない
暗いからか、モードによるものかわかりませんが、帰宅したら玄関に落下していました。
Eufyちゃんお家に来て2日目にしてお茶目なことしてくれるじゃないの pic.twitter.com/P1xtI9x7y8
— はちお@スマートなガジェット好き (@HacchanMile) June 16, 2019
使った感想④:台所の小さいカーペットなどは動かしてしまう
カーペットが重くて大きいものは問題ないですが1mにも満たない小さくて軽いカーペットはゴリゴリ動かしてしまいました。
多少動いても気にならないもの以外は、侵入しないように要工夫。
使った感想⑤:床に置いてあるペットボトルやビンは衝突しない
床に置いたビンとか検知するのかなと思って試しにやってみた結果、衝突前にセンサーがブレーキをかけました。 認識できるほどの長いものは倒さないようです。
使った感想⑦:同じ場所をなんども掃除しないように、動き方が変わる
単純な動きかと思いきや、同じ場所にきたときの挙動が時間によって変わります。
使った感想⑧:やっぱり音は気にならない
日常会話はもちろん、テレビをかけても気にならないです。とはいえ子供が寝てるとかさすがに気になる音。
音はかなり静かなんだけどな pic.twitter.com/5a3gkldQn0
— はちお@スマートなガジェット好き (@HacchanMile) June 16, 2019
使った感想⑨:吸引力は可もなく不可もなく
フローリングの床や薄手のカーペット程度であれば、全く問題ないです。 厚手で絡まりがすごいものだと、ちょっと物足りないかも。
Anker公式でも厚手のカーペットだと向かないみたいですね。
厚手のカーペットでのご使用は避け、薄地のカーペットやタイル、ラミネート地、フローリングでご使用ください。
まとめ
フローリングの家であれば、ケーブルをしまっておくだけですぐ使えます。
部屋に小さなカーペットやケーブルがあるかたは多少目をつぶりましょう。
落下防止機能は信じすぎないに注意。侵入防止機能が必要な方はルンバを。